2016年 12月 01日

イタリア近現代史研究会12月例会のお知らせ

日時:12月10日(土) 15:00~18:30
会場:日本女子大学目白キャンパス新泉山館2階会議室3
    アクセス情報:http://www.jwu.ac.jp/unv/access.html *
小シンポジウム:イタリアにおける移民の現状―フィールドワークに基づいて
報告者① 松前もゆる「複数の場所を生きる―ブルガリアからイタリアへのケア・家事労働者の国際移動に関する試論」
報告者② 清野佳奈絵「イタリアへの移民と定住―バングラデシュ人移民企業家を事例として」
コメンテータ 秦泉寺友紀
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# by storia-italiana | 2016-12-01 22:03 | 2016年度
2016年 04月 13日

2016年度4月例会のお知らせ

日時:2016年4月23日(土) 15:00〜18:00 
会場:日本女子大学目白キャンパス百年館高層棟301会議室
    アクセス情報:http://www.jwu.ac.jp/unv/access.html
報告者:小山吉亮会員
報告タイトル:「高官」たちの闘い 1931~1934
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# by storia-italiana | 2016-04-13 10:25
2016年 03月 26日

3月例会のお知らせ

日時   2016年3月26日(土) 15:00〜18:00 

会場   専修大学・神田キャンパス 1号館8F 8A会議室
     アクセス情報 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/campus.html

報告者  霜田 洋祐 会員

報告題名 :マンゾーニ『いいなづけ』の「歴史叙述」における引用の技法
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# by storia-italiana | 2016-03-26 14:04 | 2015年度
2015年 10月 28日

11月例会のお知らせ

(1) 11 月例会のお知らせ
• 日時 2015 年11 月14 日(土) 15:00〜18:00
• 会場 共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス 本館415 会議室
 アクセス情報 http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/access/kanda/campus.html
• 報告者 水野(角田)延之 会員
• 報告題名 イタリアにおけるフランス革命史研究

• 報告概要
イタリアにおけるフランス革命史研究は歴史的に蓄積があり、それらを総括した研究も数多い。例えばRao(2008), Di Rienzo(2003), De Francesco(2006)などである。イタリアにおける研究潮流はフランスと重なる部分もあるが、差異も存在し、とりわけ政治史研究において、新たな視点をつけ加えることに成功している。本報告は上記の諸研究により、イタリアにおける20 世紀以降のフランス革命研究史を概観した上で、特にPaolo Viola(1948-2005)とAntonino de Francesco(1954-)によるジロンド派の研究を取り上げ、その貢献と諸特徴からイタリア史的文脈を考察することを目的とする。

• 主要参考文献
Francesco, A. D. 2006. Mito e storiografia della “Grande Révolution”. La rivoluzione francese nella cultura politica del ‘900. Napoli : Guida.
Francesco, A. D. 2013. The American origins of the French Revolutionary War. in Serna, P, A. D. Francesco and Miller, J. A. ed. Republics at War, 1776-1840. Revolutions, Conflicts, and Geopolitics in Europe and the Atlantic World. London : Palgrave Macmillan : 13-32.
Imbruglia, G. P. Viola. 1985. Les révolutionnaires républicains face au problème de la souveraineté. Annales historiques de la Révolution française, 262 : 532-537.
Rao, A. M. 2008. La Société des Etudes Robespierristes, les AHRF et l’espace historiographique italien. Annales historiques de la Révolution française, 353 : 275-293.
Rienzo, E. D. 2003. L’ « histoire de si » et l’« histoire des faits ». Quelques perspectives de recherche à propos de l’historiographie italienne sur la période révolutionnaire, 1948-2000. Annales historiques de la Révolution française, 334 : 119-138.

(2) 12 月例会の予定
• 12 月12 日(土)15:00〜 高橋 利安 会員
• 忘年会を兼ねた懇親会を行う予定です。
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# by storia-italiana | 2015-10-28 15:03 | 2015年度
2015年 10月 28日

全国大会の報告

共通テーマ 「第一次世界大戦への参戦」
会場:場所 甲南大学平生記念セミナーハウス 101 セミナー室

第1 日 9 月26 日(土) 13:00~18:30
13 時30 分 開会(スケジュール説明:事務局)
 会計報告(前年度事務局:馬場会員)
13 時45 分〜15 時30 分 報告(1) 渋江陽子会員
 「ダヌンツィオと参戦運動 ―国民的詩人とメディアの関係―」
15 時45 分〜17 時30 分 報告(2) 松本佐保会員
 「参戦と北アフリカ植民地 -リビアとエジプトをめぐる伊英関係を中心に-」
17 時45 分〜18 時30 分 総会 (連絡事項・全国大会・次期事務局について)
19 時00 分〜懇親会

第2 日 9 月27 日(日) 9:00~14:45
9 時00 分〜10 時45 分 報告(3) 濱口忠大会員
 「トリエステからの参戦主義プロパガンダの形成過程」
11 時00 分〜12 時45 分 報告(4) 藤岡寛己会員
 「第一次世界大戦:イタリア=ナショナリズムの参戦運動
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# by storia-italiana | 2015-10-28 14:57 | 2015年度
2015年 07月 08日

7月例会のお知らせ

日時 7月25日(土)午後3時より
場所 専修大学神田キャンパス 7号館8階 784号室
 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/campus.html#map_kanda
報告者  秦泉寺 友紀会員
報告題名 イタリアにおけるシャルリ・エブド事件報道
 ―Il corriere della seraとLa Repubblicaを中心として(仮)―
報告概要 
2015年1月、フランスの風刺週刊新聞シャルリ・エブドの編集部とユダヤ食料品店が相次いで襲撃されたテロ事件は、イタリア社会にも大きな衝撃を与えた。フランスへの哀悼と連帯を示す動きは、各地での追悼集会、Je suis Charlieと記したカードを手にしてのデモンストレーションなど、社会的な広がりを見せた。また、新聞社が標的となったこの事件は、イタリアのメディアでも大々的に報じられた。本報告は、イタリアの代表的新聞2紙(Il corriere della seraとLa Repubblica/印刷部数でイタリア第一位、第二位)の報道を、両紙の相違(風刺画の転載に関する対応)や通底する共通性(「表現の自由」対 テロリズムというフランスで打ち出されたのとは異なった構図)に注目しつつ、イタリアの社会的文脈(1990年代以降受け入れ移民が増加し、ムスリムは人口の3%程度を占めるとみられている)にも照らして検証する。そのことを通し、この事件を契機に浮かび上がる現在のイタリアのイスラム理解の一端に光を当てることをめざしたい。
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# by storia-italiana | 2015-07-08 16:28 | 2015年度
2015年 05月 14日

5月例会のお知らせ

5月例会のお知らせ
日時 5月23日(土)午後3時より
場所 専修大学神田キャンパス 5号館3階 スタディラウンジ2・3
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/campus.html#map_kanda

報告者 勝田由美会員
報告題名「19世紀末ミラノにおける非妥協派カトリック運動」(仮)
報告概要 Luisa Osnaghi Dodi, L’azione sociale dei cattolici nel Milanese(1878-1904), 1974, Sugarcoを中心として、ミラノやロンバルディアにおいて、相互扶助組合や農村金庫設立をはかるカトリック非妥協派の運動についての報告です
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# by storia-italiana | 2015-05-14 17:00 | 2015年度
2015年 04月 25日

2015年度・年間予定

2015年度の年間予定をお知らせ致します。

月例会
・会場:専修大学・神田校舎
・時間:15時〜18時(変更となる月例会もございます)

4月25日 北村暁夫会員   

5月23日 勝田由美会員

7月25日 秦泉寺友紀会員  

9月26日・27日 全国大会 「第1次世界大戦への参戦」

会場:甲南大学平生記念セミナーハウス 

9月26日(土) 13:00~18:00(予定)
・報告:渋江陽子会員・松本佐保会員 
・総会(1) (会計報告+その他)
・懇親会
9月27日(日) 9:00~16:00
・報告:濱口忠大・藤岡寛己
(昼食)
・総会(2) 13:45〜14:45 全体討論・総会(2)(次期事務局・次期全国大会)


11月14日 小山吉亮会員

12月12日 高橋利安会員

3月26日 霜田洋祐氏
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# by storia-italiana | 2015-04-25 16:09 | 2015年度
2015年 04月 17日

イタリア近現代史研究会4月会報

(1)4月例会のお知らせ
日時 4月25日(土)午後3時より
場所 専修大学神田キャンパス 1号館8階 8B会議室

報告者 北村暁夫会員

報告題名「首都ローマの都市改造と文化遺産の保全―自由主義期とファシズム期―」

報告概要
 近代の国民国家形成の過程において、歴史的な文化遺産や都市景観は「国民」の記憶を形作るうえで大きな役割を果たしてきた。1871年にイタリアの首都となったローマの場合もその例外ではない。周知のように、ローマは近代国家の首都にふさわしい外観を備えるために、また、体制のイデオロギーの発露のために、たびたび都市改造の対象とされ、相貌を変えてきた。
 このローマの都市改造をめぐっては、イタリア、英米、日本でこれまで多くの研究がなされてきたが、いずれにおいても研究の初発は建築史家によるものであった。イタリアでは狭義の歴史家による都市ローマの政治、経済をめぐる研究が盛んに行われ、近年では市内交通やモードなど興味深い個別テーマを扱う研究も出されているが、都市改造に関してはいまだに建築史家の独擅場である。これに対し、英米では近年、ファシズム期における都市改造を対象とし、ファシズム政権が古代ローマ帝国の栄光を取り戻すというイデオロギーのもとに、古代の遺産を恣意的に利用してきたことを明らかにする研究が相次いで出されている。だが、英米での研究はファシズム期に集中し、自由主義期に対する関心はいたって希薄である。こうしてみると、藤澤房俊氏による一連の研究は、国民国家形成の文脈でローマの都市改造を分析しているという点で英米の研究に先駆けており、また、自由主義期とファシズム期のいずれも対象としている点で特筆すべきである。
 本報告は、以上のような研究史の状況をふまえたうえで、「文化遺産の保全」という視点を導入することにより、ローマの都市改造について再検討することを目的とする。都市改造を行うことは、既存の建物や街並みの一部を破壊するという行為を必然的に伴う。当時使われていたsventramentoという言葉がそれを如実に物語っている。それゆえ、何を破壊し、何を残すかという選択が常に迫られることになる。イタリアにおいて文化遺産や都市景観の保全についての法的な整備が始まるのは、ファシズム政権末期から第二次世界大戦後にかけてのことであり、自由主義期や1930年代までのファシズム期には文化遺産や都市景観を保全するための具体的なシステムは存在していなかった。だが、統一前から始まっていたテルミニ駅の建設や1878年の国王の死後に始まるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂の建設などをめぐっては、遺跡保存の観点からさまざまな異議が出されており、自由主義期においても文化遺産の保全という思想は確実に存在していたと思われる。自由主義期およびファシズム期において、ローマの都市改造に対して文化遺産の保全という観点はどれほど意識されていたのか、また多少なりとも意識されていたとすれば、それと都市改造をどのように折り合わせようとしていたのであろうか。
 ローマでは統一から第二次世界大戦までの間に、1873年、1883年、1909年、1930年の4回にわたりマスタープラン(Il piano regolatore)が作成されてきたが、いずれにおいても建築(史)家と並んで、考古学者や美術史家がその策定に関与し、都市改造に大きな影響を与えてきた。そこで、本報告ではとりわけ、こうした考古学者や美術史家たちの発掘業績と著作に着目し、彼らの言説を分析することにより、彼らにとって守るべき文化遺産や都市景観とは何であったのかを考察したい。



(2)2015年度全国大会について

概要が以下のように決まりました。詳しい内容は追ってお知らせします。

日時 9月26日(土)、27日(日)

場所 甲南大学平成記念セミナーハウス 101セミナー室
      (JR住吉駅または阪急御影駅から徒歩7分)

統一テーマ 「第一次世界大戦への参戦」


(3)3月例会の記録
日時・場所 3月28日(土)午後3時 明治大学リバティタワー 1131教室

報告者 徳永俊太会員

報告を終えて
 報告では、拙著『イタリアの歴史教育理論 ―歴史教育と歴史学を結ぶ「探究」―』(法律文化社、2013年)の内容を中心に、イタリアにおける歴史教育 理論には生涯学習とアナール学派の歴史学が影響を与えたことを発表した。合わせて、個々の研究者の理論の相違点にも言及した。
 報告を受けての議論で焦点となったのは、歴史教育研究者たちの政治的な立ち位置である。イタリアの歴史教育研究者がイタリアの歴史学者と距離を取り、フ ランスのアナール学派の理論に依拠して研究を進めてきたことは、これまでも明らかにしてきた。しかし、理論的な違いへの着目だけで、政治的にどのような立 ち位置であるのかという点を明らかにすることができていなかった。歴史教育の理論、特に教育内容に関する理論を構築していく際には、研究者の政治的なスタ ンスが大きく影響するとのご意見をいただいた。合わせて、ファシズムに対する認識、南北問題に対する認識、EUに対する認識が非常に重要になるであろうと の指摘もいただいた。
 今後は教育内容から読み取れる政治的な立ち位置だけではなく、彼らの活動や発言等を検討し、彼らの理論を再考察していきたい。


(4)事務局の交替
2015年4月から、伊藤武、八十田博人の両会員が事務局を担当します。
一年間、会員の皆様からご協力をたまわり、ありがとうございました。
                   (馬場康雄、田島容子、椎名規子)
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# by storia-italiana | 2015-04-17 18:55 | 2014年度
2015年 02月 19日

イタリア近現代史研究会2月会報

イタリア近現代史研究会 2015年2月会報
1) 2月例会はありません。
2) 3月例会の予告(3月例会は明治大学イタリア文化研究所との共催です)
報告者  徳永俊太会員
報告題名 イタリアの歴史教育理論 ―イタリア固有の問題に関する再考察―
日時   3月28日(土)午後3時より
場所   明治大学リバティタワー 13F 1131教室
(会場を間違えないようお願いします)
【報告のねらい】
報告では、拙著『イタリアの歴史教育理論 ―歴史教育と歴史学を結ぶ「探究」―』(法律文化社、 2013年)の内容を中心に、戦後のイタリアの歴史教育理論がどのように発展してきたのかを発表する。イタリアにおける歴史教育理論には、生涯学習とアナール学派の歴史学が強い影響をもたらした。そして、理論が発展する過程においては、教科書論、授業論、カリキュラム論といった論点が形成されていった。
報告者は、イタリア社会の動向や学生運動・労働運動なども参照して研究を進めてきたが、まだ不十分な点も多い。会員の皆様の様々な知見を通して、歴史教育理論におけるイタリアらしさを再考察することができれば幸いである。発表は以下の三つの内容を中心に行う。
(i)教育学の理論、生涯学習の理論が及ぼした影響
(ii)研究者間の理論的相違
(iii)教育運動としてカリキュラム試案作成運動
3) 12月例会(2014年)の記録
2014年12月13日 拓殖大学:
【報告を終えて(総括)】 報告者 石田憲会員
ウンベルト・テッラチーニは、制憲議会議長として重要な位置を占めながら、必ずしも充分に研究されてきた人物ではなかった。一方で、議長の役柄から、起草そのものには積極的に関与していなかったため、他の起草者に比べ、扱いが少なく、他方で、共産党から追放された過去のため、共産党史の中でも微妙な位置づけしかされてこなかった。
報告においては、彼の足跡を『オルディネ・ヌオーヴォ』時代、獄中期、オッソラ共和国時代、制憲議会議長時代、冷戦期のスターリン批判期などから、個々のエピソードを中心に紹介した。現在、執筆中の原稿においては、彼が実際に憲法に与えた間接的影響を、それらの経験と各時期に彼が接触した様々な人物、タスカ、グラムシ、トリアッティ、スピネッリ、ティバルディ、ロンゴとの交流などと対比しながら考察している。
憲法起草期における共産党は、法律の専門家を欠き、またトリアッティのソ連と微妙に距離を置く路線の同調者も少なかったため、テッラチーニの政治的役割は、単なる「孤高の共産党員」という位置づけを越えた意味を有していたと考えられる。逆に獄中17年かつ共産党除名という反ファシズム・反全体主義の一貫性から、保守、革新を問わず、彼への信頼は高かったため、左派が閣外に追い出された困難な時期に、憲法を成立までに導くことが可能となったと言えよう。
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# by storia-italiana | 2015-02-19 14:32